この記事は主にゲームの仕事がしたいというお子さんを持つお母さんやお父さんに読んでいただきたい記事です。下記の3つの項目に沿って記事を書いてみたいと思います。
- ゲーム業界は安定している?
- 給与水準は?
- 手に職が就く?
ゲーム業界は安定しているのか?
答えはNOです。ゲームは製作費にかかる費用がどんどん増えており、大手のゲーム会社でも看過できない状況です。そして、海外(特に中国)からは品質の高いゲームも日本向けに提供されるようになりました。ゲーム市場の売り上げを国内だけではなく、海外の会社とも奪い合いになっております。そして、売り上げだけではなく、制作スタッフや制作会社も海外にシェアを奪われつつあります。競争が激しい業界なので短命で終わる会社や吸収合併を繰り返して会社を転々とすることが多い業界です。
給与水準は?
給与は上場企業の中では中の下の水準です。給料が高い会社は残業も多く、残業代で年収を上げていることも多いです。国内の大手ゲーム会社でも大手商社や電機メーカーに比べても低い水準となっています。
手に職は就くのか?
ゲームプログラマーとして経験を積むと将来的には色んなプロジェクトで需要があります。デザイナーも同様に需要はあります。プランナーは企画や進行を行うが、若手に代役が務まりやすく、人数も多いので安くて能力の高い人が入ってきたらとポジションがなくなるといったこともあります。プランナーで定年まで働くということは難しいでしょう。
ゲーム業界を目指すお子さんには厳しい現実ですが、決して甘い業界ではないので、ゲームに携わる仕事がしたいのであればいい面も悪い面も知っておくと選択の幅は広くなると思いますので参考にしていただければと思います。
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