この記事では今はもう存在しない、過去のあるゲーム会社の事例を紹介し、長く続いているゲーム会社との違いがわかる記事です。
- ヒット作の有無
- 人が定着しない
- 人が成長しない
- 汚職、不正
- 慢心
- 不正アクセス、個人情報流出
ヒット作の有無
ゲーム会社でヒット作がリリースされる、またはサービスを受注することができれば収益が出て経営が継続できます。ヒット作がなくても人材派遣や安定した受注を受けている会社もあります。必ずしもヒット作がなくても経営が健全であることもありえます。
人が定着しない
就職する際に離職率という数字も見ておくと良いです。離職率というのは「一定期間を定め、その期間内にどれだけの社員が離職したか」の割合です。
離職率が高い会社はすぐに人が辞めるので良い職場とは言えません。
中途採用者または新卒採用者の定着率ではなく、現在の会社が急に離職率があがっていたり状態が急変していることもあるので判断する指標の1つとして他の指標と合わせて確認しましょう。
人が成長しない
スタッフが成長しない、できない環境の会社は同僚や上司になんらかの問題がある、または成長するような制度がない会社の可能性があります。
人が成長しない場合、20代、30代の若い人材には不幸ですし、会社にとっても良いことはありません。またそのような会社では優秀な人材はすぐに他の会社へ転職します。
汚職、不正
会社で外注する際に知り合いの会社や個人に不当な金額で発注し、その見返りを受けるといった不正行為をし、会社に損失を与えたり、信用を失って取引先や顧客がなくなり、会社経営に悪影響が出ます。
慢心
過去にヒット作が出た会社にありがちですが、他社や顧客に対しての対応、姿勢が誠実ではなく高圧的であったり、相手の立場を利用して不利な条件で発注、受注する会社があります。このような会社は信用を失い、悪い噂が業界に伝わるので会社が悪い方向へ傾いていきます。
不正アクセス、個人情報流出、インサイダー取引
海外からの不正アクセスでデータをハッキングされたり、顧客情報がハッキングされるというサイバー攻撃による会社の損失で信用や資金的な損害を受けることがあります。
また、社員が不当に情報を売ったり流出させることもあります。社員しか知りえない情報でインサイダー取引に関与するといったこともあります。これらが原因で会社経営に致命的な影響を与えることがあります。
以上のように経営が上手くいっていないゲーム会社で起こりうる特徴を紹介しました。
コンプライアンスの向上や働き方改革によって改善されつつありますが、まだまだ残っている現状です。転職をすることを想定していても、入社する会社によってその後の人生を大きく左右することもありますので、会社選びは慎重に行い、入社後におかしいと思えばすぐに行動をとることが大切になってきます。
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