韓国で最も有名なイラストレーター、キム・キョンテ氏がメインデザイナーとしてリリース前から注目を集めていたスマホ向けアプリ「勝利の女神:NIKKE」は日本でも出だし好調。
イラストはキム・キョンテの特徴あるキャラクターデザインをしており、まだゲーム市場に受け入れらることが証明された。
ゲームシステムはシンプルだが、キャラクターの尻が銃の反動に合わせて揺れ、リロードのアクションも再現されており、見た目でもプレイヤーにアプローチできている。
日本のアプリ市場は世界から見ても人口の割合は低くても個人消費が圧倒的に高く、メインターゲットにしているのは不変で、勝利の女神:NIKKEも韓国でのリリースは日本市場で販売する前のテストのような位置づけのようなものである。
リリースしてから1週間程度で開発費、広告費の大半は回収できているものと思われる。
日本市場でのマーケティングは国内有名のVtuberの起用を中心にし、その他にもYouTubeの活動者、他の動画配信サービスも含めた活動者向けにも配信することで報酬を得られるようなネット動画をリリースと同時にジャックするような試みが行われている。
この試みはかなり有効そうだ。
YouTubeを開くとVtuberがプレイ動画をアップしており、再生リストに含まれているような状況ができている。「今、このゲームが話題になっている」というような感覚を与える。
そのような状況をマーケティングで作れたとしても肝心のゲーム自体が張りぼてだったり内容が伴わないようなものだった場合、すぐに見向きもされなくなるが、ゲーム自体にプレイヤーを繋ぎとめる実力があるのでしばらくは日本市場で人気ゲームの地位を維持するだろう。
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