ゲーム会社の昇給と減給について

ゲーム会社における昇給と減給について記載していきます。
ゲーム会社で働いてどのようにして年収を上げていくのかがわかるようになります。


ゲーム会社は勤続年数に応じて自動的に昇給するという会社はほとんどありません。
会社がヒット作により儲かっていたとしていてもそのプロジェクトメンバー以外には金銭的な恩恵はほとんどありません。
そんなゲーム業界で昇給するケースと減給するケースについて下記のようにまとめました。

  • 会社による独自の評価制度がある
  • 新規プロジェクトの立ち上げ、またはそのメンバーでプロジェクトが成功、失敗する
  • 既存プロジェクトの回復
  • 管理職への昇職
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会社による独自の評価制度がある

会社によって独自の評価制度があります。
その評価制度次第ですが、数字的な目標、個人的目標などが主です。
数字的な目標は売上目標やゲーム利用者の増加が目標数値に到達していたかどうかで判断されます。
個人的な目標がある会社とない会社があると思いますが、上司と面談を行ってどのようにしてスキルをアップさせるかなどがあります。
その目標設定に対しての結果で昇給の判断が行われます。

新規プロジェクトの立ち上げ、またはそのメンバーでプロジェクトが成功、失敗する

新規プロジェクトを立ち上げ、そのプロジェクトを推進していき、結果として利益を生み出すプロジェクトになったかどうかで判断されます。
このパターンは難易度も高く、実行できる人はそう多くはありません。
ゲームの企画立案、プレゼンテーション、経営陣からの承認、予算の獲得、メンバーの雇用、外注への発注と管理、そしてローンチし、収益を得るというとても難易度が高いですが、世の中のヒットしたゲームの多くがこの工程を実行してヒット作を世に出してきました。
大ヒット作はローンチ後から早くて3日~1週間で開発費を稼ぐことができ、その後はしばらく利益が続きます。
そうなると給料は大幅に上がり、役員クラスにも昇格することもあります。
もし失敗してもこのような試みは会社から評価されるので失敗しても減給となるケースはそうありません。

既存プロジェクトの回復

これはすでに実行しているプロジェクトの引継ぎやリリースしたあとのゲームタイトルの売り上げなどの数字を回復させるといった内容です。
新規の立ち上げではないのでその点は大変ではないですが、すでにサービス中のゲームタイトルのキャッチアップやすでにできたチームでの活動になるのでチーム内のルールや習慣といった環境下でプロジェクトを回復させ、結果として成功すれば昇給し、失敗すれば現状維持、または減給することもあります。

管理職への昇職

成功したプロジェクトでマネジメント関連を担当していると他のプロジェクトや会社の管理職への昇職するケースがあります。
これはプランナーやプログラマーで実務で力を発揮するよりもチームメンバーのタスク管理や納期や契約書関連での業務で上司や会社からの信用を得て管理職へ推薦されたり本人が希望してそれが認められれば管理職となって昇給します。

以上がゲーム業界で昇給していく方法です。
自身でゲームの開発プロジェクトを立ち上げ、会社の承認を得ることができる実行力を持っている人ならばどんどん行うべきです。会社はそのような提案や行動を起こす人材を大切にします。
実際、行える人は非常に少ないです。
そのような行動ができなくても行動を起こす人の近くにいればプロジェクトの立ち上げに参画することもできます。
ゲーム業界は年間にいくつのもプロジェクトができて、その中からうまくいくものが1つあればいい方です。行動を起こすことが昇給できる近道であり、生き残る最善の方法です。

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